貨物自動車運送事業安全優良事業所認定(Gマーク)は、荷主企業がより安全性の高いトラック運送事業者を選びやすくするために、全国貨物自動車運送適正化事業実施機関(全日本トラック協会)が厳しい評価をし、安全性優良事業所として認定するもので、「安全性に対する法令の遵守状況」「事故や違反の状況」「安全性に対する取組の積極性」の3テーマに、計38の評価項目が設けられている。本業務は、この認定を受けようとしていたO社の相談を受け、必要な帳票類の整備、社内チェック等を行い、認定に至るまでをサポートしたものである。
電気自動車(EV)の実証実験にあたり、体験走行会などの運営の補助を行った。地元NPOと協力し、EVの出入庫・回送、EVの充電、モニターへの説明、アンケート配布、GPS装置の取り付け等を行った。
環状の高速道路について、現況、将来の整備有無の推計ケースをもとに、渋滞損失時間削減効果、死傷事故率削減効果を算出し3Dマップに描画を行った。またCO2、NOX、SPM削減効果を算出し、排出削減量を一般の方にわかりやすい指標に換算し整理した。
中国瀋陽、約10k㎡の新都市において、計画された基本道路網に対して、交通量推計を実施し、需給バランスの分析・検証を行い、改善方案として、適正な車線数を提案。限られた情報下、分布交通量の推計では、グラビティモデルの考え方に基づき内々交通量の設定を行うなど、現地の条件にあわせた検討が実施できた。
中国無錫市の新都市における安全円滑な移動と都市景観へ配慮した地区内バイパスとして、地下通路ネットワークを立案。駐車場や延床面積から発集量を設定し、交通量推計を実施。必要車線数や地下へのアプローチの検討をはじめ、地下鉄や共同溝の厳しい制約下での平面・縦断線形の概略検討も実施した。
市が5年間隔で更新している都市計画道路の道路整備プログラムについて、都市計画道路整備率、死傷事故削減率、橋梁耐震化率、無電柱化率、低騒音舗装化率等のアウトカム指標の算出しデータ更新を行った。また、次期プログラムの整備対象区間等の検討を行った。