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◆自然環境調査・計画

国立公園など自然豊かな地域において、生物多様性保全に関する調査研究、自然環境を利用した体験学習プログラムづくりや施設計画、そのための組織づくり、運営支援などを行います。

令和6年度 阿蘇草原再生活動促進方策検討業務

阿蘇草原再生協議会の事務局業務を通じて、減少の一途を辿る阿蘇草原の再生方策を検討する業務。今年度は協議会の「第3期全体構想」における「前期アクションプラン」の最終年度にあたるため、その進捗状況を評価したうえで、今後取り組むべき事項を「後期アクションプラン」として取りまとめた。また公益的機能の受益者から資金・労力を還元して貰うための方策として、阿蘇草原の水源涵養機能に着目した新たな基金づくりの検討支援を行った。その他、「阿蘇草原再生協議会 情報プラットフォーム」の運用やGISデータの整理を行った。

令和6年度 屋久島永田浜における自然資源の持続的活用方策検討業務

日本一のアカウミガメの産卵地である屋久島の永田浜において、関係機関・団体が連携して実施している様々なウミガメの保全活動(調査・研究、ウミガメ観察会、清掃活動など)を持続可能なものにするために、ウミガメ保全の将来像や今後の取組事項などを盛り込んだ「永田浜のウミガメ保全に向けた全体ビジョン」案を作成して、関係機関・団体との意見交換会を実施した。また、「ウミガメ観察会」の質の向上を目的とした支援として、①事前レクチャー映像資料の内容検討、②観察会参加者へのアンケートの実施、③観察マニュアルの改訂案の作成を行った。 →詳細情報(PDF)参照

令和5年度 阿蘇草原再生活動促進方策検討業務

継続して受託している阿蘇草原再生協議会の事務局業務。今年度は新たに公益的機能の受益者から資金・労力を還元して貰うための方策として、阿蘇草原の野焼きを対象としたカーボンクレジット創出に向けた検討を行った。また野焼き専門家集団の育成に向けた検討を深め、各市町村や牧野組合と協議を重ねて新たな担い手候補を募集し、試験的な野焼きの講習会を実施した。その他、「阿蘇草原再生協議会 情報プラットフォーム」の運用や、環境省とロアッソ熊本の連携イベントの運営支援など草原からの恩恵を受ける不特定多数の人々に向けた普及啓発に取り組んだ。

令和4年度 阿蘇草原再生活動促進方策検討業務

阿蘇草原再生協議会の事務局として、各種会合の開催・運営支援のほか、草原再生活動活性化のための検討や取組を進めた。その一つ、野焼き支援策として、恒久防火帯の効果的整備のための分析、検討に加え、新たに野焼き専門家集団のモデル育成事業を行った。また「阿蘇草原再生協議会 情報プラットフォーム」を開設し、様々なGISデータを公開することで、阿蘇草原に関する研究利用等の活用促進を図った。さらにFMラジオの活用、阿蘇草原の公益的機能を伝えるイラスト作成など、草原からの恩恵を受ける不特定多数の人々に向けた普及啓発に取り組んだ。

令和4年度 阿蘇草原再生活動促進意見交換会開催業務

阿蘇草原再生協議会が掲げる「30年後も今と変わらない規模の草原を残す」という第3期全体構想の目標達成に向けて、関係主体間で綿密に議論を行うための意見交換会が開催され、当業務ではその運営を支援、3つのテーマに分かれて、座談会形式での議論を促した。具体的には、①牧野管理について、安心して野焼きできる仕組みの必要性を再確認、②募金の集め方と恒久財源の確保について、募金獲得に向けた新しいアイデアを共有、③牧畜以外の草原利用について、観光利用を希望する牧野と事業者のマッチングの課題を整理、など活発な議論が展開された。

令和3年度 阿蘇草原再生活動促進方策検討業務

阿蘇草原再生協議会の事務局として各種会合の開催・運営支援を行った。今年度は、協議会構成員の共通認識である「阿蘇草原再生全体構想(第3期)」を策定し、その目標実現に向けて、具体的な課題を整理・抽出した「アクションプラン」を取りまとめた。また、今後の取組の柱の1つである「公益的機能保全のために多様な主体が関わる草原管理」を推進するため、環境直接支払制度の導入や草原の水源涵養機能に着目した受益者負担の仕組みづくりの検討を行ったほか、草原の炭素固定化機能の解明のための調査やJ-credit制度導入に向けた有識者との意見交換会を実施した。普及啓発では、「草原再生レポート」や「協議会だより」の定期刊行物に加え、インタビュー記事を中心に構成したパンフレット「阿蘇と草原とわたしと」を作成。前年に引き続き、阿蘇草原に関するGISデータ情報基盤整備に取り組み、「阿蘇地域牧野位置図」の更新や情報公開のためのプラットフォーム構築の検討を進めた。 詳細情報(PDF)