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◆地域づくり・島づくり支援

主に人口減少が進む離島・中山間地域において、将来ビジョンづくりや各種計画策定、移住・定住促進のためのサポート、活動サポートなどを行います。

令和6年度 阿蘇草原維持再生調査業務委託

阿蘇草原の効果的な維持再生施策を検討するための調査分析業務。各牧野組合や市町村へのヒアリングや現地調査等を通じて、①恒久防火帯造成に係る施工費用の概算、②草原の年間維持管理コストの試算、の2点から阿蘇草原全体の維持再生コストの把握を試みた。①では、恒久防火帯の施工需要のある防火帯をGISデータから抽出してその延長を求め、過年度実績から概算した防火帯の施工単価を乗じて、必要な恒久防火帯の施工費用を概算した。②では、草原管理に資する行為として「野焼き」「輪地切り・輪地焼き」「放牧」「恒久防火帯の施工」の4項目を特定し、それぞれの資材費や人件費を、「実際発生しているコスト」と「本来必要なコスト」の2つの観点から試算した。

令和6年度 阿蘇くじゅう国立公園満喫プロジェクト地域協議会等の開催運営業務

本業務は「阿蘇くじゅう国立公園ステップアッププログラム2025」(以下「SUP2025」)を効果的に推進することが目的。地域協議会、実務担当者会議や阿蘇くじゅう国立公園指定90周年記念会合の開催・運営を行った。加えて、満喫プロジェクトに関係する指標データを収集整理するとともに、令和7年度に予定されているステップアッププログラムの改訂に向けてSUP2025の評価案を作成した。また、くじゅう地域の登山道の現地確認や関係機関へのヒアリングを実施し、令和7年度以降のふるさと納税を活用した登山道管理に係る具体的な事業及び役割分担案の検討を行った。

令和6年度 奄美世界自然遺産保全・活用推進事業(持続的観光の推進)業務委託

世界遺産奄美の管理を目的に継続して受託している業務であり、世界自然遺産保全・活用のための検討会・部会の運営支援を行った。また、遺産登録時に世界遺産委員会からの要請に対応して策定した「奄美大島・徳之島における自然環境に配慮した森林施業方針」を実行するための森林管理情報交換会や、世界自然遺産奄美トレイル管理運営担当者による全体ミーティングなど、関連して開催された各会合の記録作成等を行った。

令和6年度 奄美世界自然遺産保全・活用推進事業 (奄美群島持続的観光マスタープランの改訂) 業務委託

「奄美群島持続的観光マスタープラン」(平成28年策定)の改訂に向け、本業務では、自然利用部会を構成する24団体を対象にアンケート調査および一部団体へのヒアリングを実施し、平成28年度以降の自然環境保全および観光振興に関する取組状況を収集・分析した。その結果を踏まえ、共通課題および島ごとの個別課題を明らかにした。

令和6年度 屋久島永田浜における限定体験の仕組構築検討業務

屋久島町エコツーリズム推進協議会では、ウミガメおよびウミガメを取り巻く環境保全と適正な利用の促進を目的として、永田浜をエコツーリズム推進法に基づく特定自然観光資源に指定することを目指している。そこで指定に向けた検討材料とするべく、地元関係者と協議を重ねたうえで、立入承認のルールやプロセス、巡視体制や周知啓発方法など特定自然観光資源の運用に必要な事柄を盛り込んだ、特定自然観光資源の運用指針案を作成した。

令和6年度 未来に残すべき人類の遺産共創事業推進業務委託

日本の世界自然遺産地域の関係市町村、公益財団法人が参加する「世界自然遺産5地域会議」では、自然保護と暮らしを両立させる日本型自然保護の理念や仕組み・制度などの国内外への発信を目指している。本業務は5地域会議の事務局を担うものであり、2025年大阪・関西万博への参加に向け、今年度は2回の5地域会議総会を開催・運営するとともに、実施計画案の作成に向けて計画づくりコアメンバー会議を立ち上げ、5地域会議会員団体担当者による作業部会を設置して参加プログラムの準備を進めた。