阿蘇草原再生協議会の事務局業務を通じて、減少の一途を辿る阿蘇草原の再生方策を検討する業務。今年度は、「草原管理の省力化」「観光から草原再生への還元方法」「放牧・採草利用の推進」「機能停止/管理者不在牧野の対応」のテーマ毎に情報整理を行い、2回開催した協議会総会の座談会において構成員間での協議を促進させた。その他、「阿蘇草原再生協議会 情報プラットフォーム」の運用やGISデータの整理を行った。
日本一のアカウミガメの産卵地である屋久島の永田浜において、関係機関・団体が連携して実施している様々なウミガメの保全活動(調査・研究、ウミガメ観察会、清掃活動など)を持続可能なものにするために、関係機関・団体との意見交換会を実施し、「永田浜のウミガメ保全に向けた全体ビジョン」を策定した。また、「ウミガメ観察会」の質の向上を目的とした支援として、①観察会参加者へのアンケートの実施、②観察予約HPの更新案の作成を行った。
阿蘇草原を活用した感動体験コンテンツを拡充して、「保護と利用の好循環」を推進していくために、協力会社と連携しながら、①観光事業者向け講習会の開催、②国内と台湾の3件の旅行博への出展支援、③口蹄疫の危険性を一般観光客に注意喚起する啓発ツールの策定、④阿蘇くじゅう国立公園満喫プロジェクトの一環として取り組む草原観光利用に関する関係者間での意見交換会合、等の業務を実施した。
口永良部島における、自然環境の保全や環境への配慮・貢献を重視したツアー(ネイチャーポジティブツアー)の造成を目的に、口永良部島における環境条件や観光インフラに関する課題について現地調査(島民へのヒアリング調査も含む)を実施し、収集した情報を基に、旅行者への訴求力が高く、旅行者が魅力を感じることができる持続可能なツアーの実現に向けたロードマップの作成を行った。
富士山における適正利用推進協議会が令和6年3月に策定した「富士登山オーバーツーリズム対策パッケージ」に基づき、2025年登山シーズンにおける構成機関・団体の取組のとりまとめを行い、来年度の取組に向けて本協議会の開催運営を支援した。あわせて、吉田ルート下山道における登山者の道迷いをテーマとした勉強会に向けて、関係事業者へのヒアリング、必要な情報収集および開催運営支援を行った。
霧島錦江湾国立公園のストーリーを体感でき、かつ利用者の移動の選択肢を増やして満足度と自由度の高い旅を促すことを目的として、4地域(霧島地域、桜島錦江湾奥地域、指宿地域、佐多地域)の文献調査や踏査を実施し、収集した情報をもとに徒歩や自転車を活用した12のモデルコースを提案した。併せて、それぞれのマップ及びデータシートを作成した。