本年度はパイロットプロジェクトとして、歩道整備、道路マーキングの再整備、駐車対策、モビリティマネジメント、交通安全キャンペーンを実施。押しボタン信号機や自発光標識等日本のプレゼンスを示す交通安全施設を導入し、好評を得た。
日々変化を遂げる都市プノンペンにおいて、100箇所の道路交通信号と交通管制センターの施工監理業務を遂行中。当初想定できなかった都側の意向による管制センター建設地の変更、ケーブル類の地下化、住民意見や設計時との状況変化に対応するための建柱位置変更等々による遅れが発生しながらもシステムの構築、渋滞緩和に向けて着々と整備は進められている。
交通渋滞が深刻化するパキスタンの都市ラホール。現地の交通管理能力向上を目的に本年度はパイロットプロジェクトとして交通調査結果等から対象区間を選定、歩道整備、道路マーキングの再整備、駐車対策、信号現示調整、モビリティマネジメント、交通安全キャンペーンを相手国担当者とともに立案。今秋の実施に向けた準備を進めている。
パキスタン第2の都市ラホール。急速なモータリゼーションの進展で交通渋滞が深刻化。都市部では交通管理施策が渋滞緩和のカギを握るが有効な対策は実施されていない。現地担当者の交通管理能力向上を目的に交通管理・円滑化事業を企画立案し実施能力強化活動を展開している。
詳細情報(PDF)
弊社で実施したカンボジア国プノンペン都における都市交通マスタープランで位置づけられた、AGT導入を促進すべく、国土交通省主催による現地セミナー開催を支援した。隈丸大使を議長に公共事業運輸省からはH.E. Tram Iv Tek大臣も出席され総勢185名が参加。AGT導入への高い関心がうかがえた。
我が国の無償資金協力によってプノンペン都に100箇所の道路交通信号と交通管制センターを整備する計画。本年度は詳細設計、積算を実施し入札により施工業者を決定。2016年2月より工事がスタートした。