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◆自然環境調査・計画

国立公園など自然豊かな地域において、生物多様性保全に関する調査研究、自然環境を利用した体験学習プログラムづくりや施設計画、そのための組織づくり、運営支援などを行います。

令和6年度 静岡県富士登山入山管理に関する調査業務委託

富士登山に関係するオーバーツーリズムとして、静岡県では、夜間の弾丸登山や軽装での登山、また入山料等による利用者負担の在り方が緊急課題となっている。本業務では、令和7年夏に実施予定の入山管理に関する調査・検討を行い、県が実施する具体的対策について支援を行った。すなわち地元関係者との協議を重ねながら、静岡県内の3登山口(富士宮口、御殿場口、須走口)の五合目における入山者チェック用拠点設置案(スタッフ用のコンテナ配置図・構造・許認可手続き用資料作成)、入山管理全体像の整理などを取りまとめた。また周知用資料の作成や全体会議の開催・運営に関する支援も行った。 →詳細情報(PDF)参照

令和6年度 霧島錦江湾国立公園霧島地域登山道等適正利用推進業務

霧島地域における登山道管理の取組については、年1回程度開催される霧島連山利用対策連絡会議において情報共有等が行われている。本業務は、より具体的に登山利用に係る個別課題を解決し、霧島錦江湾国立公園ステップアッププログラム2025に基づく取組を推進することを目的として実施したものであり、大浪池登山口のアクセス等の検討のためのヒアリングや臨時バス等配置の費用試算、高千穂峰の登山道管理及び霧島地域登山道における携帯電話の不感地帯の把握のための情報収集や現地調査などを行った。

令和5年度 阿蘇草原再生活動促進方策検討業務

継続して受託している阿蘇草原再生協議会の事務局業務。今年度は新たに公益的機能の受益者から資金・労力を還元して貰うための方策として、阿蘇草原の野焼きを対象としたカーボンクレジット創出に向けた検討を行った。また野焼き専門家集団の育成に向けた検討を深め、各市町村や牧野組合と協議を重ねて新たな担い手候補を募集し、試験的な野焼きの講習会を実施した。その他、「阿蘇草原再生協議会 情報プラットフォーム」の運用や、環境省とロアッソ熊本の連携イベントの運営支援など草原からの恩恵を受ける不特定多数の人々に向けた普及啓発に取り組んだ。

令和5年度 屋久島町エコツーリズム推進全体構想における特定自然観光資源の指定検討業務

本業務では、屋久島の自然観光資源に対するオーバーツーリズム対策の一環として、エコツーリズム推進法に基づく特定自然観光資源の指定検討に係る関係会議の開催支援を実施した。主に縄文杉が位置する大株歩道を対象に検討を行い、現在の縄文杉登山の利用状況を整理したうえで、「指定することのメリット・デメリット」や「指定する場合の考えられる具体運用方針とそのメリット・デメリット」等について論点整理を行い、行政関係者や観光事業者、地域住民などで組織される「特定自然観光資源検討グループ」において協議を行った。

令和5年度 中部山岳国立公園上高地連絡協議会開催運営業務

継続して受託している業務であり、昨年度に引き続き、2024年度の上高地ビジョン改訂に向け、中部山岳国立公園上高地連絡協議会の各種会議の開催支援を行った。現行ビジョンの行動計画進捗状況を把握・共有したうえで、4つの評価部会(防災・生物多様性・観光・山岳利用)において次期ビジョンで盛り込むべき取組についてWS形式で協議を行った。そして協議会総会で地域別目標設定など次期ビジョンでの新たな計画づくりの考え方や進捗評価方法について協議した。

令和5年度 屋久島国立公園GISデータ整備業務

屋久島国立公園では前回の公園計画点検が平成24年に行われているが、大規模な国立公園拡張をおこなった再検討(平成14年)から約20年が経過し、新たに公園計画の点検を行う必要が生じていた。本業務では、今後公園区域の拡張を含めた点検作業を行っていくために必要な各種GISデータの収集・整備を行い、あわせて屋久島自然保護管事務所の職員を対象にGISソフトの操作等にかかる基礎的な講習を開催した。