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◆自然環境調査・計画

国立公園など自然豊かな地域において、生物多様性保全に関する調査研究、自然環境を利用した体験学習プログラムづくりや施設計画、そのための組織づくり、運営支援などを行います。

平成26年度 阿蘇草原再生活動促進方策検討業務

阿蘇の草原保全・再生活動促進に向けて、阿蘇草原再生協議会、同幹事会及び小委員会の開催・運営を支援した。その間、各構成員による前年度の活動成果をとりまとめた「阿蘇草原再生レポート2013」や協議会の活動を周知するための「協議会だより」を発行。構成員の活動に対して3年毎に授与する特別賞選考では、熊本日々新聞社やスカイネットアジア航空などと折衝して受賞式を企画。また、阿蘇草原再生募金を活用した第5弾活動支援の実現のための検討や構成員による募金活動の支援等を行った。

平成25年度 千年の草原を活用したプログラム開発業務

阿蘇の草原を保全しながら活用する観光・エコツーリズムを推進していくため、「阿蘇くじゅう観光圏整備計画」に基づく取り組みの一環として、阿蘇市内牧地区を中心に草原をはじめ地域資源を活用して、集客が期待でき、収益に結びつけることができるようなプログラム開発に向けた検討を行った。
プログラム検討にあたっては、内牧地区及び周辺草原地域の観光利用に関連する関係者(牧野組合や観光・旅館業など)によるワークショップを開催し、内牧と北外輪山の草原を結ぶ4つのコース(案)をまとめた。また、これをもとに2種の滞在プログラム及び6種の体験活動について検討・整理した。

平成25年度 エコツーリズムセンター(仮称)基本計画作成および実施設計業務

阿蘇地域では、草原をテーマとしたエコツーリズムを推進していくため、「観光と農業・草原をつなぐ、循環型観光の推進拠点」の整備に着手。この拠点施設は、環境省が直轄整備する「草原学習センター(仮称)」と阿蘇市が整備する「エコツーリズムセンター(仮称)」が連携して機能を発揮することにより、地域活性化を図りながら環境保全の取り組みを進める拠点施設として期待されている。
本業務では、「エコツーリズムセンター(仮称)」の整備(平成26年度着工予定)に向け、ワークショップ等により関係者との合意形成を図りつつ、整備基本計画及び施設運営計画を作成するとともに、供用開始に向けた課題や施設整備が目指す阿蘇地域の将来像を取りまとめた。さらに、整備基本計画等を踏まえ、当該施設の実施設計を行うとともに、開発許可申請、建築確認申請などの申請手続き、環境保全性能の評価など工事にかかる一連の業務を実施した。

平成24年度 皇居外苑地区利用者数実態把握調査及び来園者数算定手法検討

皇居前広場を中心に多くの利用者が訪れる皇居外苑地区は、開放公園であるため来園者総数が正確には把握できず、収集可能な一部のデータからの推計が行われている。本業務では、近年の利用動向の変化も踏まえたより正確な年間利用者数の算定手法を編み出すことを目的に、推計手法の点検・見直しと利用実態調査を実施し、これらの結果を基に新たな算出手法の提案を行った。

平成24年度 千年の草原を活用した阿蘇地域活性化総合戦略策定業務

阿蘇の草原を保全しつつ活用し、地域活性化に結びつけるため阿蘇地域市町村が策定する「総合戦略」の作成を支援した。総合戦略は平成25年度から5年間に地元で優先的に取り組むべき施策をまとめたものであり、草原維持・活用や観光消費・食料生産基盤の確保に向けて5つのプロジェクトを柱に11の事業(27細項目)内容を示した。また、戦略実現のために障壁となる制度の規制緩和等を図るため、「地域活性化総合特区」の申請書類作成を支援した。

平成23年度 阿蘇くじゅう国立公園阿蘇地域エコツーリズム基盤施設整備基本計画策定業務

本業務は、エコツーリズムを取り巻く阿蘇地域の現状や課題、関係者・有識者の意向等を踏まえ、今後のエコツーリズムの方向性と推進基盤施設の基本計画を取りまとめたもの。具体的には「火山・草原とともに生きてきた人々の暮らし」のテーマの下、草原再生をテーマにした観光の推進、地域を舞台としたガイドツアーの普及と地域の活性化、地産地消の推進による宿泊施設の魅力の向上と農家への利益の還元など、環境保全、観光振興、地域振興に寄与するエコツーリズムの取組の方向を整理した。また、その取組を推進していくための基盤施設として、内牧拠点施設の整備(観光と草原・農業をつなぐ、循環型観光の推進拠点)、南阿蘇ビジターセンターの改修(阿蘇の自然に関する情報発信拠点)、阿蘇山上歩道等の整備(魅力溢れ、安全で長時間滞留できるジオサイトに向けた基盤)に関する基本計画・管理運営計画を取りまとめた。 詳細情報(PDF)