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◆自然環境調査・計画

国立公園など自然豊かな地域において、生物多様性保全に関する調査研究、自然環境を利用した体験学習プログラムづくりや施設計画、そのための組織づくり、運営支援などを行います。

平成21年度 屋久島町エコツーリズム推進全体構想策定支援業務

屋久島では、観光客の急増による一部地域への利用集中とそれに伴う自然環境への負荷の増大、利用環境の悪化などの問題が表面化してきたことから、屋久島町、環境省をはじめ関係者が連携してさまざまな取り組みが進められてきた。こうした取り組みの一層の推進と深刻化する過剰利用による問題の早期解決に向け屋久島町は、エコツーリズム推進法に基づく「エコツーリズム推進全体構想」を策定することを決めた。そこで今年度、過剰利用による資源の質の回復や持続的利用に向けた措置が急務と考えられる特定自然観光資源の指定と立入制限を含む利用調整及び行為規制のあり方を中心に検討し、エコツーリズム推進全体構想(素案)を作成した。
当社は、構想策定に係る関係会議の資料作成支援、議事録作成及び論点整理を担当すると同時に、意見交換会の意見整理及び屋久島町エコツーリズム推進全体構想(素案)作成支援を行った。 詳細情報(PDF)

平成21年度 吉野熊野国立公園(熊野地域)エコツーリズム総合推進事業業務

三重県御浜町は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部を有しているものの誘客には結びついていない。また、地場産業である柑橘栽培の衰退という問題にも直面している。こうした問題解決に住民主体で取り組んでいくツールとして御浜町は、「エコツアー」や「フットパス」の活用を模索している。
本業務では、フットパスや地域づくりの専門家による「講演会」、住民参加による御浜町の宝の発掘・宝の地図づくり・宝を巡るコースづくりを行う全3回の「ワークショップ」、検討したコースをめぐる試行ツアーの実施を通じて、住民へのエコツアーやフットパスへの理解促進を行い、御浜町におけるエコツーリズムの推進を支援した。 詳細情報(PDF)

平成21年度 阿蘇草原のエコツーリズム利用促進検討業務

阿蘇くじゅう国立公園阿蘇地域では、草原環境の保全・再生に寄与する観光利用として、草原の魅力を体感するエコツーリズムへの期待が高まっている。本業務では、農畜産の場として草原を利用する牧野組合や観光事業者/ガイド等へのヒアリングにより草原観光利用の状況を把握した上で、観光で草原を利用する際に共通に必要となるルールづくりを中心に検討を行った。詳細表示(PDF)

平成20年度 会津駒ケ岳・田代山・帝釈山地域景観保全管理方針検討業務

平成19年8月に日光国立公園から独立・誕生した尾瀬国立公園に編入された「会津駒ケ岳」「田代山・帝釈山地域」を対象に、その自然環境と景観を保全するための利用管理や施設整備の方針を明らかにすることを目的に実施した調査。
前年度に取りまとめられた骨子案を充実させ、より現実に即したものとするために、別途実施された「平成20年度尾瀬国立公園拡張地域湿原及び登山道調査」及び「平成20年度尾瀬国立公園拡張地域利用動態調査業務」の内容を整理し、検討会で関係者の合意を得た上で本地域の保全と利用に関する対策の方向性を示し、景観保全管理方針として取りまとめた。なお、当社の業務には湿原及び登山道調査のとりまとめも含んだ。 詳細情報(PDF)

平成18年度 阿蘇草原再生に向けた協議会等開催及び全体構想策定業務

阿蘇の草原再生に向けて、平成17年12月、自然再生推進法に基づく阿蘇草原 再生協議会が設立され、平成18年度には阿蘇草原再生全体構想を策定した上で、その後の活動や事業を進めることとなった。本業務では、九州地方環境事務所が事務局を担う協議会、生物多様性小委員会及び草原環境学習小委員会の開催・運営を行うとともに、協議会に設置された全体構想策定作業部会のメンバーとともに各関係者の意見をとりまとめ、全体構想の「原案」「素案」の作成等を経て全体構想策定に至る一連の業務を行った。 詳細情報(PDF)

平成17年度 屋久島地区エコツーリズム推進モデル事業

3ヵ年にわたるエコツーリズム推進モデル事業の最終年にあたる今年度は、昨年度設立された地元自治体を中心とする「屋久島地区エコツーリズム推進協議会」主導により事業が進められた。
当社は、同協議会が取り組む「屋久島ガイド登録・認定制度づくり」「里の資源を活用したツアーの開発」を昨年度に引き続き支援し、制度立ち上げとモデルツアーの実施に貢献した。また、新たに、地域資源の適正な管理の下でのツアーが展開されるよう、「モデル地域における保全と利用のためのルールづくり」を協議会に働きかけ、世界遺産にも登録されている西部地域でのルールづくりの検討を支援した。 詳細情報(PDF)