奄美群島では、若年層を中心とした人口流出、経済規模の縮小や担い手不足による産業の衰退を食い止めるべく、移住や二地域居住の促進を図るため、官民連携・奄美群島一体となったUIOターン支援体制の構築が進められている。
本事業では、この支援体制のもとに「移住体験ツアー」及び「島暮らし体験プログラム」を企画・運営し、プログラム内容や支援体制を評価するとともに、移住希望者への住宅供給量を増加させるための「空き家活用モデル」を考案、次年度以降のモデル試行に向け、空き家調査、家主への意向調査、空き家活用に関わるメンバー探しなどの準備を進めた。
阿蘇草原再生の取り組みの促進に向けて、環境省では、平成15年度から各種媒体を利用した情報発信や環境教育教材の発行を継続的に実施している。
本業務では、関係者や住民向けのニュースレター、地元小中学生及びPTA向けの草原新聞、地元小中学生向け草原カレンダーを作成・配布。草原新聞発行とあわせて「ぬりえ・絵画コンテスト」の募集、展示を行った。また、配布対象へのヒアリングによる情報発信事後評価調査を行い、今後の作成・配布についての検討資料を作成した。さらに、「阿蘇草原キッズ・プロジェクト」の一環として、昨年度までに作成した草原環境学習の基本プログラム案について教育現場の方々の意見を踏まえて改善・とりまとめるとともに、次年度以降のキッズ・プロジェクトの取り組みに関する検討を支援した。
阿蘇草原再生の取り組みが多様な人々の連携と合意形成のもとに進められるよう、前年度に引き続き、ニュースレター、草原新聞、草原カレンダーを作成し配布した。また、阿蘇草原キッズ・プロジェクトに関連して、地元小学校における草原環境学習のカリキュラム及び基本プログラムを検討したほか、草原環境学習プログラムの実施事例集を作成した。
奥多摩周遊道路は、奥多摩町と檜原村をつなぐ延長19.7キロの都道であるが、生活道路としての機能とともに奥多摩エリアの観光資源としての機能も求められている。本業務では、地形条件と行政界で区間を区分して景観特性を評価し、四季折々に山々や湖の景観が楽しめる、変化に富んだ山越えの道の魅力を再発掘するとともに、道路の観光資源としての付加価値を高め、利用者増、地域の活性化につなげることを目的に、植栽計画(植え替えや樹木伐採を含む)、サイン・修景施設等の整備計画を策定し、併せて紹介パンフレットの案を作成した。
平成25年4月の改正離島振興法施行に向け、熊本県の有人離島6島(御所浦島、牧島、横浦島、横島、湯島、中島)を対象とする10年間の「熊本県離島振興計画」の策定を支援した業務。計画づくりの基礎調査として、地元の関係機関や民間企業等を対象にヒアリング調査を行い既存資料からは見えない地域の実情や島民の声を把握し、地域の可能性として取りまとめるとともに、今後10年の見通しを踏まえた施策等を提案した。
本業務では前年度に引き続き、関係者や住民に配布するニュースレター、地元小中学生及びPTA向けの草原新聞、地元小中学生向け草原カレンダーを作成し配布した。また、阿蘇草原キッズ・プロジェクトに関連して、地元小学校における草原環境学習のカリキュラム化に向けた検討及びモデル校プログラムの実施を支援するとともに、学校教育の中に取り入れやすい草原学習プログラム案を検討した。 詳細情報(PDF)